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幕張とサツマイモ
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昆陽ができるまで
「昆陽」が出来上がるまで
地元の幕張新都心賑わいづくり研究会が「ここ新都心には、お土産で持っていく商品がないんだよなあ」という言葉から始まりました。
ただしこの研究会メンバーほとんど」が男性それも良いお年の方ばかり、
そこで 「女性の意見を取り入れて考えましょう、おっさんばかりじゃつまらない」の発令で 女性ばかり10名ほどに集まっていただきました。
他愛のない話から始まりました。
「サツマイモを使うのは、面白いのでは、」
「なんで」
「知らないの?幕張に昆陽神社があるじゃない」
「昆陽神社?」
「芋神様」「ふーん」
「だから知らない人にもお土産話にもなるじゃない」
「なるほど」
「では、どのようなもの、サツマイモといえばスイートポテトでしょ」
「それじゃつまんないから何でもいいからサツマイモを使ったお菓子を思いつくまで上げてみよう」
ということになり
サツマイモフライ、サツマイモの肉巻き、スフレケーキ、大学芋、スープ、などなど約30以上ものアイディアが生まれ試作、試食会へ、
3度の試食会をかせねて絞り込み最後は、投票で決まりました。
「さあ、名前は」
これも50個くらい出たアイディアから最後は、「やはり幕張名物を作ろうといったんだからシンプルに「昆陽」がいいよ」ということで意外とあっさり決まりました。
「食べやすさ」「もさもさ感」の克服がテーマだった
甘さ控えめ、サツマイモのもさもさ感の払拭、何より食べやすさが開発に当たりテーマでした
今では、幕張での生産は、ないのですが、千葉県は、出荷額日本一、千葉県産には こだわり時期により良いものを探し求めて作っています。
何度も裏ごしをすることでなめらかで、舌触りの良い食感が得ることができ
アクセントにチーズを入れることで甘ったるくならずになりましたが、「え!なぜにチーズ」の声は、多々起きました がそこは、職人の意地もあり
「食べれば相性がいいのがわかります」
一同「納得!」
今では、チーズが少ないといまいちの声も。
青木昆陽が説いたとされる 甘藷(サツマイモ)の効用
①狭せまい土地からたくさん収穫できること
②味覚にすぐれていること
③栄養分が豊富にあって身体によいこと
④土の中にできるため風や雨に強いこと
⑤種芋からたくさんの苗がとれること
⑥飢饉のときでも穀物のかわりになること
⑦お菓子のかわりになること
⑧ お酒にすることができること
⑨粉にしてお餅がつくれること
⑩生でも煮ても焼いても食べられること
⑪虫の害に強いこと
⑫土をかける程度で栽培に手間 がかからないこと
2021-01-27 17:52:36
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